記事: (1歳の好奇心)への好奇心展 ~本当によく遊ぶおもちゃの作り方~

(1歳の好奇心)への好奇心展 ~本当によく遊ぶおもちゃの作り方~
「1歳の子どもたちは、日常の中のどんな物に興味を持ち、どのように探索し、どのように扱っているのだろうか」
私たちピープル株式会社は、知育玩具メーカーとして1歳の好奇心をずっと研究してきました。実際にたくさんのご家庭に伺って調べてみると、そこには驚くほど多様で豊かな、好奇心にあふれていました。国籍や文化にかかわらず、私たちが気づいていない物の魅力や面白さを探り、発見し、存分に楽しんでいる姿がありました。
今回の展示では、そのような1歳の持つ好奇心に対して、私たちピープルの社員がどのように好奇心を持って観察し、あるおもちゃを作り上げていったのか、さまざまな調査と試行錯誤の様子をお伝えします。1歳の好奇心に興味がある人、おもちゃの作り方に興味がある人、どんな方でも見ていただくと、きっと何か未知なるものを感じ、作り上げていくヒントが得られるのではないかと思っています。
【開催概要】
■開催日:2025年10月19日㈰~26日㈰
■開催時間:11:15~17:00(入場は16:30まで)
ただし、10月19日㈰は14:00~18:00(入場は17:30まで)
■会場:HOME/WORK VILLAGE
東京都世田谷区池尻2-4-5 2F ホール(209)
ACCESS
■入場料:1,000円(高校生以下無料)
※現地決済、キャッシュレス決済のみ対応
■事前予約:混雑時は入場を制限させていただくことがあるため、事前のお申込みをおすすめします。
※お子様連れのご来場も可能ですが、おもちゃで遊べるプレイスペースの設置はございません。
10/8㈬お申込み受付開始
【特別公開授業】 「好奇心をさぐる、好奇心をつくる」
講師:菅俊一氏(コグニティブデザイナー/多摩美術大学統合デザイン学科准教授)
■開催日時:10月22日㈬ 17:00-18:00
※ご参加には、当日の展示入場チケット(現地お支払にてお渡し)が必要です。
※事前予約は必須ではありませんが、混雑時には、本ページで「事前予約チケット」をお持ちの方を優先してご案内いたします。
10/8㈬お申込み受付開始
<講師プロフィール>
1980年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。行動や意志の領域のデザインを専門としており、近年は顔図版による視線を用いた誘導体験や静止した図版を辿らせることによる動的イメージの発生、人間の創造性を引き出す制約のデザインについての探求を行なっている。主な仕事に、NHK Eテレ「2355/0655」ID、21_21 DESIGN SIGHT 企画展「単位展」コンセプトリサーチ、同「アスリート展」「ルール?展」展示ディレクター。著書に「行動経済学まんが ヘンテコノミクス」(共著・マガジンハウス)、「観察の練習」(NUMABOOKS)、「ルール?本」(共著・フィルムアート)など。
【主催】ピープル株式会社
ピープル株式会社は、「子どもの好奇心がはじける瞬間をつくりたい!」をパーパスに掲げるおもちゃメーカーです。
子どもたちが本当にやりたいこと(好奇心)に応えるために、1982年の創業以来、子どもたちを丁寧に観察し、試作でのモニターテストを繰り返しながら、色・カタチ・重さ・大きさなど細部にまでこだわったおもちゃづくりを続けています。
世界の1歳が本当によく遊ぶおもちゃを作って届けたい。その思いから2022年に発足したプロジェクトが「1curiosityⓇ(ワンキュリオシティ)」です。2025年5月に発売した1curiosityのおもちゃは、世界各地の1歳の調査・観察とフィールドワークを通じて得た気づきや、仮説に基づいて開発されています。